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Digital Leather Cutting with CADCAM master

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更新日 2012-02-10 | 作成日 2008-01-30

CADCAM裁断下請

裁断受注の手順


お見積り

新規のお客様には、お見積りをさせていただきます。
型紙、サンプル、裁断表等をお預かりして、後日ファックスにて
お見積書をお送りさせていただいております。
お見積もりは無料です。

裁断受け

R0011068b.jpg当社ではまずお客様から型紙を頂く際に十分なコンセンサスを取らせていただいております。貼込み、折込みの幅、銀ペン当りの有無、親小穴等のポンチのサイズ、ベルトの幅を止める(幅を一定にする)かどうか、ブーツの筒の伸び、等々様々な情報を頂きデータ製作にかかります。また、木型を頂き、ワイズ、足長等の厳密なデータを入力。リクエストの伸び率に基づいた精密なグレーディングを行っています。

データ入力・裁断型確認

R0011081b.jpg裁断革の情報や生産指令書、指示書、裁断表と、様々な情報に基づき、裁断データを入力します。
当社ではデータ入力が即ちグレーディングとなりますので、即裁断が可能です。しかし、刃型と違って確認出来ないため、製甲用の決め型に加えて貼込み折込み等の付いた経ち型を1サイズ出力。これを最終確認していただいてからの裁断となります。
革入荷は裁断の前日までにご用意頂いています。

裁断日程

R0011078b.jpg
※裁断データ製作は比較的早く出来ますが、裁断の方はご予約に基づきお受けしていますので、予め空いている日の裁断予約をお願いします。
※当社の裁断は殆どが新規であるため、またロットも細かく、作業が複雑な為に、どうしても予定通り裁断が出来ない場合があり、裁断日が遅れる事がございますので予めご了承下さい。

シルエット裁断

yurikamomeB.jpg
イラストレータ等で書いた図柄も切ることが出来ます。この場合、お受けするデータはDXFデータです。
イラストレータのデータは線画のみで作成し(外郭線のみ。塗りつぶししないこと)必用な線画を表示し、編集>データ書き出し>DXF選択でデータを書き出します。
また、線画データは出来る限りパスを減らすようにお願いします。転向点が多過ぎますと、機械が正常に動かない場合があります。メールでお送り頂く場合は必ずアーカイブとしてお送り下さい。また、仕様ソフト、バージョン等も明記願います。詳しくはお電話でご相談下さい。

CADCAMコラム

3次元CADの実際

3次元CADは、3Dデザインやグラフィックのアピールが強く、可能性が高そうで導入を決めてしまう企業もございますが、それらの殆どが実用されていません。3次元CADは工業用には十分な運用がされていますが、靴用となると、どれも中途半端です。
問題は製靴業のCADCAMに要求されている迅速な対応に対処出来ない事と、木型という立体を正確に3次元化する難しさです。
既に木型メーカーでは殆どがCADCAMによる自動機製作になっていて、木型の三次元入力も実用されています。ですが、それらの入力機は非常に高価です。(2〜3千万円)
それでも実際に切り出してみてから不具合が出て、修正を施す事もあるそうです。
CADCAM業界はまずMicroCribe等の立体空間座標入力機で、木型を点入力することによる三次元化を試みました。これはある程度うまく行きましたが、入力に際し、木型上に2〜300ポイントを作って入力をする方法で、非常に時間のかかる方法でした。
次にレーザーによる立体スキャナーを使う方法が始まりましたが、これも誤差が多く、結局修正には画面上でポイントの見かけ位置を直していく方法が必要で、やはり時間がかかる事では同じような物でした。しかも画面上で直したものは、一度立体として切削出力しなければ、その表面感が正しいかどうか分かりません。つまりは修正、出力を繰り返さなければならないことになり、これは非常に手間です。現在、勿論精巧なレーザースキャナー(不必要なほど精巧)もありますが、問題は精度ではなく木型の底面と甲の面を自動的に算出して、パートに分解することにあります。3Dデータは表面をポリゴンで覆って作ります。(ポリゴンとは三角形を合わせていく事で出来る立体です。)表面全体を一つの面として入力しますが、木型上での面と面が繋がる甲部と底部のつなぎ目のところでそれぞれに分解しなければ、それぞれの甲革用型紙データ、底面用型紙データとして使う事が出来ません。更に中心線を引いて内外に分けなければなりません。
人間なら手の感覚と見かけで何処に線を書けば正しい底面が出来るのかを決める事が出来ます。しかも、木型自体がアバウトに出来ているから、この面と面の狭間に正しい線分を引く事は、技術者の感性に関わる事です。この点はアバウトが苦手なコンピューターには一番難しい事です。
連続した面データを3つの属性で分けなければならない訳ですが、
何処を基準に面取りをするのかが難しい。
結局スキャン前に木型にラインを指定してやらねばならず、それだけ手間がかかる事になります。
CADCAMに求められるのは多品種を扱う即応性です。
例えば、時間をかけて一つの形を完成させていくような工業製品(自動車など)ではそれでも良いのですが、靴メーカーの企画では、一日に扱う木型が沢山あり、更に新しい木型がどんどん増えていってし舞うような現状では、時間をかけて入力する手間ひまがありません。
結果、通常通り、アナログ式に木型から型紙を剥がしとっていく方が100倍速くて正確だということになってしまいました。

当社にも3次元のデータ入力システムがありますが、使っておりません。
当社がそれを使わないのは、上記の通り解決されない問題があることと、それより格段に早く正確な2次元スキャナー入力システムがあるためです。
また、立体から平面を取り出す時の誤差をどのように操作していくかも問題になります。型紙は面積、方向を正確に2次元化する技術が必要なのです。(世界地図が様々な方法で書かれているような3次元面の2次元化の問題)
入力の面でもっと革新的な解決が出来、さらに3次元の立体を触れる技術(3次元マニピュレーション技術)、そして、3次元的に視覚化出来る映像システム(立体映像技術)が出来た時に、ようやく3次元での靴型紙製作システムが完成するのだと思います。

振動刃によるカッティング

Lama45.jpg
当社の裁断は金属の刃で行われますので、抜き型のように切り口が潰れてしまう事はありません。また、レーザーのように切り口が焦げてしまう事もありません。メスで裁つのと同じような切り口の裁断が特徴です。裁断は革を裁断面に吸引固定させて行います。裁断盤面である特殊な通気性のあるフェルト板の上に、7.5kwの強力なポンプで効率よく盤面全体を吸着し革を固定します。

*ご注意:裁断は写真のような刃で行うため、革の厚みと裁断盤面に切れ込む厚みの分だけ、裁断余裕が必用になります。例えば1.5mm厚の革を裁断する場合、刃角45度の裁断刃を使うと、1.5mm(革厚)+0.5mm(盤面に切り込む厚さ)で直線を切る場合でも最低限2mmは革を切ってしまいます。つまり2mm角の正方形以下の構造は刃がはみ出てしまいます。(この場合円ならR2mmまでとなります、これらが返し刃を行いながら目標物の中に切り込める模様等の最低限の大きさです。)(目標物の外に刃先が流れる場合はその限りではありません)またRのきついものを裁断する場合は、同じようにゆとりが無いと刃で削り取ってしまうことになります。

裁断出来る素材

裁断受付の際に素材見本をお見せ頂き、裁断可能かどうかを判断させていただきますので予めご用意下さい。
基本的に靴製造に使われる皮革素材、或いは生地などの殆どは裁断可能です。メッシュやチュールなども切る事が出来ます。手裁断では切りにくいストレッチ素材なども正確な寸法で切り出します。
ビニール等のパンプスなど、抜き型ではバリが出来てしまうような事もなく、滑らかな切り口です。(振動刃の後は多少残ります。)
スポンジ、レンポー、ワッペン芯等も裁断出来ます。
手間のかかる素材は裁断コストもやや高めです。例えば毛足もの、
ポニーやハラコを切る場合、毛が飛び散るのを防ぐ為に手間がかかり、また、裁断後は他の物を切れない(毛が付くため)ので、盤面は専用使いきりとなります。切り口に寝た部分の毛はまっすぐ切り落とすことになります。その他ムートンなども、裏からの裁断なら可能です。
革の場合、厚口の物では3mmまで。あまり固いと裁断出来ません。

親子穴やギザ

当社の裁断システム、ElicutK1 Eliteは親子穴、ギザ、銀ペン等を自在に操作する事によって、パーツの完成度を高めます。親小穴はコンピュータグレーディングのため、ランダムな幅調整が出来、現在開けられる穴は同時に2穴、0.8mm, 1mm,1.2mm, 1.5mm,1.8mm, 2mm, 2.5mm, 2.7mm, 3mm, 5mmの組み合わせになります。(革の厚みによって穴の経は変わります。穴開けのポンチは刃の内面は垂直ですが、外側がやや円錐形で広がりがあり皮が厚い程穴が広くなりますので、予めそれを予想してポンチを選択する事になります。裁断テストは行います。)また、ギザを施す事も出来ます。出来上がりは非常にシャープな物に上がりますが一刃一刃裁断していきますので時間がかかり、その分コストも高くなります。しかし、はさみで付ける場合の乱雑さもなく、抜き型を作る場合のように高額になる事もありませんので安心してお使い頂けます。